米雇用統計、予想を上回りリスク選好の動き

NYダウ初めて15,000ドルに乗せる
金曜日の海外時間には、発表された米雇用統計が予想よりも良い結果だったことから、NYダウが史上初めて15000ドルの大台に乗せるなどリスク選好の動きが強まって円売りが強まりました。

欧州時間序盤、債務懸念国国債利回りが低下したことや、発表された英経済指標が予想よりも良い結果だったことなどからややリスク選好の動きが強まって、ユーロドルは1.3130台まで、ユーロ円は128.90円台まで、ドル円は98.20円台まで上昇しました。その後は米雇用統計発表前ということもあって動意のない中イタリア国債などの利回りが反発したこともあってユーロドルは1.3090台まで、ユーロ円は128.30円台まで、ドル円は97.90円台まで反落しました。

NY時間にはいって、米雇用統計発表直前に思惑的な売り買いが錯綜し上下しました。発表された米雇用統計は、失業率(7.5%。予想7.6%)、非農業部門雇用者数(16.5万人増、予想14万人増)ともに予想より良かっただけでなく、前月発表分の非農業部門雇用者数が5万人上昇修正されたこともあって急激にドル買いが強まって、ドル円は99.10円まで急騰し、ユーロドルは1.3030台まで急落しました。その後各国株価と米長期金利のの上昇が続き、ドル円は99.20円台まで上昇幅を拡大する一方、ユーロドルは1.3120付近まで上昇し、ユーロ円は130.10円台まで上昇しました。

続いて発表された米・4月ISM非製造業景況指数は、予想を下回る結果となって、ドル円は利食い売りが優勢となって98.80円台まで、ユーロ円は129.70円台まで反落し、ユーロドルは一旦1.3160付近まで上昇したあと1.3100付近まで反落しました。

今日の海外時間にはユーロ圏・4月サービス業PMI、ユーロ圏・3月小売売上高の発表があるほか、ドラギ・ECB総裁の講演が予定されています。