メディシスが続落、三井物産との資本業務提携解消を嫌気、好決算への反応は限定的

 メディカルシステムネットワーク<4350.T>が続落。2日の取引終了後、三井物産との資本業務提携を2日付で解消すると発表したことを嫌気している。両社は2005年1月以降、合弁でエムエムネットを設立し、医薬品などのネットワーク事業を展開してきたが、一定の成果が得られたとして、解消に至ったとしている。同時に、三井物が保有していた同社株式を立会外取引で取得すると発表。取得する自社株は発行済み株式数の8.86%にあたる230万株、15億円を上限としており、取得期間は5月8日から5月21日としている。
 さらに同日、決算を発表しており、14年3月期は売上高631億6400万円(前期比15.2%増)、経常利益23億円(同20.3%増)と2ケタ増収増益を見込んでいる。医薬品等ネットワーク事業では引き続き中小薬局を中心にさらなる加盟件数の拡大を図るほか、調剤薬局事業では新規出店やM&Aによる規模の拡大を目指すとしている。
 なお、13年3月期は売上高548億2700万円(前年同期比11.9%増)、経常利益19億1200万円(同18.3%減)となった新規出店やM&Aにより取得した店舗の寄与で売上高は増加したものの、昨年4月の薬価改定や調剤報酬改定の影響や、既存店での処方箋応需枚数の伸び悩みなどが利益を圧迫した。なお、前年同期比の増減率は12年3月期が決算期変更により6カ月決算であることから、11年4~12年3月との比較となっている。

メディシスの株価は10時56分現在545円(▼5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)