「1ドル=100円突破」はまだ遠い…!?

流動性低下の中、先週末の米雇用統計を材料視-ドル強含み
※ご注意:予想期間は5月8日と表示されていますが、本日(7日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 昨日はゴールデンウィーク最終日、英国もアーリー・メイ・バンクホリデーで休場、そして米国でも主だった経済指標がないことから、流動性が極端に低下した一日となりました。このため全体的に静かな薄商いが続きましたが、その中で目立ったのはドルの強含みでした。

 先週末の米雇用統計による“ポジティブサプライズ”が、引き続き材料視されたと見られるところです。反対に「必要ならば、さらなる行動をとる準備はできている」というドラギ・ECB(欧州中央銀行)総裁コメントをキッカケにして、ユーロは軟調に推移しました。「ECBがさらに利下げに踏み切る」との思惑が台頭したからですが、これがドル買いを促した面もあると見られるところです。こうしてドル円は99円半ばへと一時上昇し、一方でユーロドルは1.30ドル半ば、ユーロ円は129円半ばへと下値を拡大しています。
目先は材料出尽くし、堅調を維持できるか…?
 しかしながら増加した雇用者を細分化すると、概ね2/3は派遣業等の比較的賃金が低い雇用が占めており、“中身まで強い”ということはできません。一方で円先安観は根強く存在していますが、“目先は材料出尽くし”の感も否めないところです。本日は日経平均が14,000円台を回復していますが、並立するように高値警戒感も存在しており、「このまま堅調推移を維持することができるか?」は今週のポイントの一つとなってきます。

 もう一つ。“生保の外債投資”に関しても期待感が高まっていますが、こちらは「10日(金)の対内対外証券投資で買い越しに転じているか?」を見るまではわかりません。つまりどちらも“今すぐに結果が判明する”といった類のものではなく、目先の材料にはなりづらいと考えるのが自然となってきます。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:100.473(月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値4:99.947(4/11高値、ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値2:99.758(4/24高値)
上値2:99.675(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:99.452(5/6高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:99.324
下値1:99.054(5/6安値、大台)
下値2:98.879(ピボット2ndサポート)
下値3:98.555(20日移動平均線)
下値4:98.284(日足・一目均衡表転換線)
下値5:97.898(5/3安値)
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13:45 ドル円 抵抗・支持ライン追加