東京株式(前引け)=急騰、米国株高を受けてリスクオンの流れ強まる 

 7日前引けの日経平均株価は前日比389円高の1万4083円と5日ぶりに急反騰。前場の東証1部の売買高概算は17億8632万株、売買代金は1兆4895億円。値上がり銘柄数は1619、対して値下がり銘柄数は64、変わらずは27銘柄だった。全体の95%の銘柄が上昇する全面高商状となっている。
 きょう前場の東京株式市場はゴールデンウイーク期間中に欧米株が上昇したほか、為替市場での円安進展を材料に寄り付きから買いが集中した。米国株市場では注目された米雇用統計が市場想定を上回る改善をみせたことで、3日に1万5000ドル大台を回復し史上最高値を更新、これを引き継いで外国人買いなどを背景に主力株中心に幅広く物色されている。為替市場も足もとは円が買い戻されているとはいえ、1ドル=99円台近辺での推移と100円大台を意識した円安水準でのもみ合いにあり、輸出株中心に買い安心感を与えている。日経平均は直近調整色をみせ、前週末までの4日間で300円程度の値幅調整を入れていたこともあって買いを引き込みやすくなっていた。ただ、前場の売買代金は1兆5000億円弱と特段の盛り上がりをみせていることもなく、売り圧力の減退が株価上昇につながっている形だ。
 個別ではソニーが大商いで急伸。トヨタも買われたほか、内需では三井住友など銀行株が上昇している。ドワンゴ、アウトソーシングなどがストップ高に買われた。ソフトバンク、アイフルなども高い。半面、アドバネクスが軟調、ネクソンが値を下げ、イオンも軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)