日経平均1万4000円台回復をどう読む:「外国人主導で当面は強調続く」松井証券シニアマーケットアナリスト窪田朋一郎氏

 (08年6月以来の)日経平均1万4000円台回復は、今の相場が大方の想定以上に強い地合いであることを改めて印象付ける。高値警戒感がつきまとうのは確かだが、世界的な過剰流動性を背景に、買い主体として外国人投資家がリード役となり、当面は利益確定売りを吸収して上値慕いの展開が続きそうだ。米国の雇用統計が市場予測を上回ったことに加え、為替が99円台攻防と円安水準でもみ合っていることが心強い支援材料。ここ、個人投資家資金も市場回帰の流れが加速しており、バイオ関連株などボラティリティの高いセクターに資金が集中している。また、一方でソニーや三菱重などの動きに反映されるように、ここ頭の重かった主力株にも買い資金が改めて向かっている。こうした時価総額の大きい銘柄が動くのは、海外資金の日本株攻勢を物語るもので、市場に買い安心感を与えている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)