三井住友など大手銀行株が高い、出遅れ修正で物色の矛先が向く

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行株に物色の矛先が向いている。日銀の「異次元緩和」による大規模な追加金融緩和政策が金融セクターにフォローウインドとなっているが、全般はやや出来高が減少傾向にある中で個人投資家中心に中小型株への物色人気が高まる一方、時価総額の大きい銀行は敬遠されやすい傾向にあった。しかし、「メガバンク3行とも4月の年初来高値を更新しておらず、ここにきて再び相対的な出遅れ感が意識され、リターンリバーサルの流れに沿って買いが流入している」(国内中堅証券)という。米国では、直近の雇用統計は市場コンセンサスを上回ったもののここ景気先行きに対する楽観論はやや後退しており、「FOMCの量的緩和の出口観測が遠のく中で、日銀の一段の緩和が見込める点も株価にはプラス」(市場関係者)という指摘もある。

三井住友の株価は14時14分現在4700円(△100円)
三菱UFJの株価は14時14分現在668円(△15円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)