あす(8日)の為替相場見通し=99円前後でのもみ合いも

 あすの東京外国為替市場は、99円ラインを中心とした一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=98円50~99円30銭、1ユーロ=128円50~130円30銭。3日に発表された米4月雇用統計が市場予想を上回る内容となったことを受け、一気に99円台への円安・ドル高が進んだ。米国景気回復への期待が盛り返してきた格好だ。ただ、市場関係者からは「欧米各国の経済指標はまだら模様であり、米国景気回復を確認するには、新たなポジティブ材料が必要」(アナリスト)とみる声が少なくない。
 目先は注目の経済イベントに欠ける状態で、やや様子見姿勢が強まる可能性がある。4月も100円乗せを目前に、徐々に円高方向に振れた経緯もあるだけに円安が進まないと「再度、100円を前にした足踏み状態を続ける可能性」(同)も出てくる。当面は99円台を維持できるかがポイントとなりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)