外為サマリー:1ドル98円80銭台の円高、海外中銀の利下げに警戒感も

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円86~87銭近辺と前日午後5時時点に比べ24銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円28~32銭と同35銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は、98円台後半での円高で推移している。前日に99円40銭台まで円安が進んだが、99円台後半には至らなかったことから、「一段の円売りには新たな材料が必要」(アナリスト)との見方が強まった。この日は再度、円高を試す動きとなり98円台後半での攻防が続いている。2日の欧州中央銀行(ECB)に続き、7日にはオーストラリア準備銀行(RBA)が利下げを実施。ともに、今後の追加利下げも予想されるなど、日銀の金融緩和に追随する動きが出ていることも、円売りを仕掛けにくい要因となっているようだ。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3075~76ドルと同 0.0005ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)