<動意株・8日>(大引け)=日揮、ダイヘン、日精樹脂など

 日揮<1963.T>=続伸。中東やオセアニアでの大型案件が寄与して業績は順調に拡大、13年3月期の最終利益は前の期比12.5%増の440億円が推定されるなど好調で14年3月期も続伸が見込まれることが買いの根拠となっている。新エネルギーとして注目されているシェールガスに対応して、米国で関連会社を設立するとの観測が取り沙汰されている。

 ダイヘン<6622.T>=後場一段高。この日の午後2時に、集計中の13年3月期業績について、従来予想の売上高910億円(前期比2.1%減)はそのままに、経常利益が従来予想の29億円を上回り、36億円(同10.1%減)に上方修正したことを好感。太陽光発電用パワーコンディショナーの販売拡大で予想売上高を確保する。

 日精樹脂工業<6293.T>=続伸。同社は射出成型機の専業大手メーカーだが、北米の自動車販売の好調を背景に需要が伸びている。同社は7日、13年3月期の連結業績予想を増額、最終利益9億円見通しから18億円の倍額に上方修正しており、これが買いに勢いをつける要因となった。PER10倍近辺、PBRも0.8倍台と時価は割安水準にある。

 JCLバイオアッセイ<2190.OS>=ストップ高。バイオ関連株人気に乗り、上値追いが加速している。同社は新薬の臨床試験を受託している。7日に発表した13年3月期連結業績と同時に、14年3月期の業績見通しも発表したが、最終損益が8600万円の黒字に転換する見込みで、異彩を放つ上昇となっている。黒字転換は4期ぶりで、バイオ創薬のテーマ買いに実態面での改善で買い安心感も出ている。

 日本金銭機械<6418.OS>=急反発。9日に決算発表を予定していることから好内容への期待が高まっている。集計中の前3月期は、決算期末日の円・ドルレートが94円で確定、当初想定より4円程度の円安となった効果などから4月10日に純利益を当初計画の11億9000万円から14億2000万円(前々期実績7億7800万円)へ増額修正している。4月以降はさらに円安が進展していることもあり、今期予想への期待も高まっている。

 リーガルコーポレーション<7938.OS>=急伸。7日に13年3月期連結業績の増額修正と増配を発表したことを好感。主力のブランド靴である「リーガル」の販売などが好調であり、売上高は従来予想の352億円から361億5000 万円(前の期比2.8%増)へ、純利益は15億円から21億1900万円(同8.6%増)にそれぞれ見直した。また、配当は前の期から2円増の年5円とすると発表した。株価は連結PER7倍前後の水準にあり割安感からの買いが入っている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)