あす(9日)の株式相場見通し=目先的な過熱感から一服、25日線に対し7%カイ離

 あす(9日)の東京株式市場は、短期間での急上昇に対する目先的な過熱感から、日経平均株価は一服商状となる可能性が高い。8日の日経平均株価終値は、前日比105円高の1万4285円まで上昇、25日移動平均線(1万3346円)とのカイ離率はプラス7%に達しており、目先的な過熱感が高まっていることは確か。
 市場関係者からは「株価指数先物主導で急上昇してきたが、売り方のショートカバーに一巡感が出てきたとの指摘もある。さらに、外国為替市場で円相場が1ドル=99円を挟んだレンジでの推移では、これ以上株価を押し上げるインパクトはなさそうだ」との見方も出ている。さらに、東証マザーズ指数は3日続伸し、8日終値は前日比32.74ポイント高の1029.85と1000の大台を回復。07年4月5日以来約6年1カ月ぶりの高値水準となった。バイオ関連銘柄を中心とした上昇に過熱感が高まるなか、警戒感が強まっている。
 日程面では、3月の景気動向指数(速報値)、4月の都心オフィス空室率、4月末の外貨準備高に注目。海外では、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)第1回会合(~13日・ブルネイ)、中国4月の消費者物価指数・卸売物価指数、英中央銀行金融政策委員会が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)