NZ中銀、NZドル売り介入を実施

相場上昇の一因は日本の緩和政策にある
今日午前、NZドルが急落しました。

これはNZ中銀のウィーラー総裁が「NZ中銀は、通貨押し下げの為の介入を実施した」「経済成長のため一段の介入が可能だ」と述べたことが原因です。

NZドルは、主要通貨の中で年初来で最も強い通貨となっていて、このことが製造業を中心にNZ経済にマイナスの影響を受けています。日米欧などの金融緩和のとばっちりを受けた形で、この影響を軽減する為に為替介入を実施しました。

ウィーラー総裁は、これまで「現段階ではオフィシャル・キャッシュレートを年末まで据え置く見通し」とする一方で、繰り返し「NZドルは大幅に過大評価されている」「NZ中銀は必要であれば為替介入を実施する準備ある」と述べていていましたので、ついに実行したという事です。

今日の会見でウィーラー総裁は「相場上昇の一因は日本の緩和政策にある」とも述べています。このところ日本の緩和政策に批判的なコメントはありませんでしたが、こういったコメントが出ると、1ドル=100円に向かう動きがさらに緩慢になるかもしれません。