東京株式(寄り付き)=欧米株高引き継ぎ高値更新が続く

 9日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比81円高の1万4366円と3日続伸。前日の欧米株市場が高く、世界的にリスクオンの流れが続いている。米国株市場ではNYダウが1万5000ドル台回復後も上値を慕う展開で連日の過去最高値更新。また、それに先立って欧州株市場でも独DAX指数が最高値に進むなど、世界的な金融緩和を背景に流動性の高まったリスクマネーが株式市場に流れ込む構図となっている。
 為替市場では1ドル=98円台後半から99円台攻防の動きで前日と比べて方向感は乏しいものの、円の先安期待は根強く主力輸出株など中心に買いが入りやすい。また、明日10日に株価指数オプションSQ算出を控える東京市場では、1万4500円ラインを意識した思惑的な売買も予測され、株式需給面からの上昇要因となる可能性も指摘されている。 
 ただ、テクニカル面では前日時点で東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が135.03%に達しているほか、25日移動平均線との上方カイ離が約7%に及ぶなど過熱感も台頭しており、寄り後、買い一巡後の方向感が注目される場面だ。業種別には33業種おしなべて高く、値上がり上位業種は卸売、鉄鋼、輸送用機器、保険、建設、鉱業などとなっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)