外為サマリー:1ドル98円80銭前後で小動き、手掛かり材料難で方向感欠ける

 9日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円88~89銭近辺と前日午後5時時点に比べ4銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=130円12~16銭と同69銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、98円後半でのこう着状態が続いている。前日のニューヨーク市場では、独・3月鉱工業生産が前月比1.2%増と市場予想を上回ったことを受けユーロ買い・ドル売りが強まり、ドル売りの流れから一時98円50銭台まで円高が進んだ。ただ、その後はドルへの買いが流入し、99円前後へ値を戻している。目立った経済指標の発表はなく方向感に欠ける状況が続いている。
 週末10日から11日にかけて主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開催され、その動向が注目されているが、「相場を大きく動かすほどの発表は無いのでは」(アナリスト)との見方も出ている。この日は豪州雇用統計や中国消費者物価(CPI)の発表があり、相場への影響が関心を集めている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3159~60ドルと同 0.0064ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)