東京株式(前引け)=続伸、先物主導で買い継続 

 9日前引けの日経平均株価は前日比96円高の1万4381円と3日続伸。前場の東証1部の売買高概算は19億8892万株、売買代金は1兆6104億円。値上がり銘柄数は923、対して値下がり銘柄数は642、変わらずは137銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、海外株高に追随して買い先行で始まった後も、継続的に買いが入り高値ボックス圏で売り物をこなす展開となった。米国株市場ではNYダウが1万5000ドル台回復後も上値を慕う展開で連日の過去最高値更新。また、それに先立って独DAX指数が最高値に進むなど、世界的な流動性相場が繰り広げられている。騰落レシオや25日移動平均とのカイ離率などテクニカル面での過熱感も台頭しているが、東京市場では主力株を中心に買い意欲旺盛で、先物主導の裁定買いも全体指数の押し上げにひと役買っている状況だ。明日10日に株価指数オプションSQ算出を控えていることで、先物を絡めた思惑的な売買も意識される。
 個別では野村HDが1200億円超の売買代金を集めて大幅高。トヨタ、ファナックが買われ、富士重も値を上げた。シャープが急騰、ケネディクス、ソフトバンクなども買われている。半面、ドワンゴが反落、東芝も軟調。ブリヂストン、住友重機などが売られ、アシックス、日本製鋼も安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)