<話題の焦点>=厨房機器大手に注目、景況感の回復は外食産業にも追い風

 アベノミクスによる景況感の回復は外食産業にも好影響をもたらしている。これまでは自宅で食事をする内食の傾向が強かったが、サラリーマンは宴会、家族でも外食と「プチ贅沢」の傾向が強まっており、これを契機と捉え、百貨店を含めた大型再開発に歩調を合わせるかたちで、レストランなどは新規出店を加速化している。これに伴い受注が拡大しているのが厨房機器などの設備投資に関連する企業だ。

 典型はホテルなどの大型設備に強みを持つフジマックで4月25日付で前13年3月期の通期予想を連結営業利益で14億円から17億6000万円(前々期比15.1%増)へ増額修正している。

 2月から3月にかけて受注を前倒しで獲得したことが影響しているが、同じく厨房大手では、マクドナルドを大口顧客に持つ中西製作や業務用冷凍冷蔵庫で国内トップの実力を誇る福島工業あたりも注目できそうだ。

 業務用厨房大手ではマルゼンは居酒屋向けに強みを有し、ホシザキは製氷機で絶大な地位を誇っている。

◆主な外食設備大手

中西製作所<5941.OS>  業務用厨房機器大手で学校給食向けでも強み
フジマック<5965.T>  外食、ホテルなどの大型設備に強み
福島工業<6420.T>   食品・業務用冷凍冷蔵庫で国内トップクラスの実力を誇る
マルゼン<5982.T>   業務用厨房機器大手でベーカリーにも注力
ホシザキ電機<6465.T> 業務用厨房機器大手で製氷機では世界的地位

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)