独経済指標結果、金相場上昇を受けユーロ買い強まる

ドラッケンミラー氏「豪ドル売りを推奨」
昨日の海外時間には、発表された独経済指標が良かったことや、金相場が上昇したことからユーロ買い、ドル売りが強まりました。一方ドル円は、各国株価が堅調だったにも関わらず上値の重い展開が続き、98円台半ばまで下押しする場面もありました。

欧州時間、発表された独・3月鉱工業生産が予想よりも良い結果だったことからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3140台まで、ユーロ円は130.10円付近まで、ドル円も99.00円台まで上昇しました。

NY時間にかけて、金相場が上昇したことから全般的にドル売りが強まって、ユーロドルは1.3170台まで上昇幅を拡大し、ドル円は98.60円付近まで下落しました。さらに各国株価が上昇するとユーロドルは1.3190台まで、ユーロ円は130.40円台まで上昇し、ドル円も98.90円台まで反発しました。その後、90年代にソロス氏のファンドでファンドマネージャーをしていた著名投資家のドラッケンミラー氏が「全ての資源国通貨買いを避けよ。豪ドル売りを推奨」と述べたと伝わったことから豪ドルが売られたことと、金価格が伸び悩む展開となったこともあって、ユーロドルは1.3150台までユーロ円は129.90円台まで、ドル円は98.80円付近まで反落しました。しかし引けにかけてNYダウが一段高となったことなどから再び円売りが強まって、ドル円は99.00円台まで、ユーロ円は130.20円台まで上昇しました。

東京時間午前、発表された豪雇用統計が予想より大幅に良い結果だったことから豪ドルが買われ、全般的にドル売りが強まったことと、韓国が利下げをしたことなどからやや円買いが強まってドル円は98.80円付近まで下落しています。

今日の海外時間には英中銀(BOE)金融政策委員会が開かれるほか、英・3月鉱工業生産、米・新規失業保険申請件数、加・3月新築住宅価格指数の発表があるほか、ラッカー・米リッチモンド連銀総裁、プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁の講演が予定されています。