外為サマリー:1ドル98円70銭前後へ円高進む、ユーロは堅調に推移

 9日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円69~70銭近辺と前日午後5時時点に比べ15銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=129円88~92銭と同45銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、午後に入り円買いが強まり小幅な円高が進んだ。豪・4月雇用統計は市場予想を上回ったことから、追加利下げの観測は後退したが、韓国が0.25%の利下げを発表するなど、主要国による利下げ思惑が膨らんでいる。
 円は対ドルで上昇する一方、対ユーロでは下落基調。前日に発表されたドイツ・鉱工業生産が市場予想を上回ったほか、欧州中央銀行(ECB)による追加利下げ観測も景気底入れにつながるとの見方から、ユーロには買い物が先行している。この日は英イングランド銀行が政策金利の発表を行う。市場では、0.5%の据え置きが有力視されているが、その動向も注目されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3156~57ドルと同 0.0061ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)