東京株式(大引け)=94円安、利益確定売りで反落

 9日の東京株式市場は海外株高に追随して買い先行で始まった後、前場は高値圏で売り物をこなす展開だったが、後場に入って利食いに押され軟化した。
 大引けの日経平均株価は前日比94円安の1万4191円と3日ぶり反落となった。東証1部の売買高概算は38億2268万株、売買代金は3兆1800億円。値上がり銘柄数は483、値下がり銘柄数は1148、変わらずは80だった。
 前日の米国株市場ではNYダウが連日の過去最高値更新。また、ユーロ圏でも独DAX指数が最高値に進むなど、世界的な流動性相場の色彩が一段と強まる中、東京市場も海外マネーの流入期待を背景に新値追いが続いている。明日に株価指数オプションSQ算出を控えていることで、前場は1万4500円ラインを意識した思惑的な売買が観測され、先物主導の裁定買いが全体指数を浮揚させた。ただ、25日移動平均線とのカイ離など高値警戒感とも隣り合わせで、後場に入ると円が強含んだことなどを背景に利益確定売りを誘発した。もっとも個別株物色意欲は旺盛でストップ高銘柄が相次いでいる。
 個別では、野村HDが大商いで4日続伸、シャープは一時ストップ高に買われた。ソフトバンクも活況高。アイフルも値を飛ばしている。ネクシィーズ、ソースネクスト、デジタルハーツなどストップ高。日本合成が大幅高、NTTデータも一時値幅制限いっぱいに買われている。半面、住友重が急落、トヨタも後場軟化した。アシックス、クックパッドも大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)