午後:債券サマリー 先物は横ばい、展開材料に欠け薄商い

  9日の債券市場では、先物中心限月6月限は横ばいだった。展開材料難で模様眺め気分が強く、市場は小動きだった。
  先物市場の値動きは上下14銭と狭いレンジでの売買に終始した。この日実施された国債買いオペは「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が2.93倍、「同3年超5年以下」は4.95倍だった。また、財務省が実施した国庫短期証券(3カ月)の入札に対する応札倍率は9.25倍だった。国債買いオペと入札は市場の展開材料にはならず、様子見状態が続いた。来週は、30年債や5年債の入札があるが、足もとの市場環境が落ち着くなか、当面は一進一退が続く可能性がある。
 この日の先物6月限は144円78銭で始まり、高値は144円84銭、安値は144円70銭、終値は前日比変わらずの144円72銭。出来高は1兆4497億円と薄商いだった。10年債の利回りは同変わらずの0.590%、 20年債は同0.010%上昇の1.510%、30年債は同0.025%上昇の1.660%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)