再び金融緩和競争か??

ECB、RBAと利下げ続く・・・
 今月に入ってから、先ず、1日に米FOMCが「QE拡充」の可能性に言及し、翌2日、ECBが利下げ。そして、今週に入ってからは、7日にRBA(豪準備銀)が利下げし、8日にポーランド、そして本日は韓国中銀が利下げを行っています。

 一方、我が黒田日銀は、既に4月に「出来る限り」の異次元金融緩和を打ち出し、現在はその実行期に入っており、その点からも、当面は追加措置が期待できません。

 と云う訳で、日銀さんの量的緩和が、諸外国の利下げ等により、やや「色褪せて見える」印象が感じられ、それがドル円の重石となり始めているのかもしれません。

 又、明日からは、G7も始まります。今の処、日本の貿易赤字はそれ程減ってはいませんし、日銀さんの量的緩和が「デフレ脱却」、「内需拡大」を目指すとの大儀名文を逸脱している証拠も見当たらないとは思いますが、それでも、ドイツ辺りからは「嫌味」位は云われるかもしれず、警戒するに越した事はありません。そして、この様な点を勘案すると、今日明日、ドル円の上値は重くなるものと思われ、98円台前半まで下げ幅を拡大する局面もあるかもしれません。