あす(10日)の為替相場見通し=98円後半の一進一退続く

 あすの東京外国為替市場は、依然、98円後半を中心としたもみ合いが予想される。予想レンジは1ドル=98円40~99円30銭、1ユーロ=129円50~131円00銭。円相場は対ドルで、こう着状態が続いている。99円後半に向けた一段の円安には力不足の一方、日銀の異次元緩和の効果もあり98円台前半では円売りが流入する状態が続いている。市場には「しばらく目立った材料はないだけに、円のこう着状態は続く」(アナリスト)とみる声が増えている。
 主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議があすから英国で開催されるが、新たな材料には乏しいとの見方がある。また、あすは日本の3月国際収支の発表があり、貿易収支が悪化していた場合、円売り材料に働く可能性はあるものの、一定水準ならレンジ相場を抜け出るまでにはいたらないだろう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)