東京株式(寄り付き)= 1ドル=100円台突破を好感し大きく買い先行

 10日の東京株式市場は大きく買い先行でスタート。寄り付きの日経平均株価は前日比257円高の1万4449円と大幅反発。為替市場で1ドル=100円台に入る円安に振れており、これを背景に主力株中心に広範囲に買いが優勢となった。前日の米国株市場はNYダウが小幅反落したものの、週間の米新規失業保険申請件数が約5年4カ月ぶりの低水準に改善したことなどから景気回復期待が強まり、FRBの金融緩和政策の出口観測と相まってドル買いを誘発した。急激な円安・ドル高でこれまで心理的なフシ目となっていた1ドル=100円の大台を一気にクリアしたことにより、円の先安期待が一段と強まることになり、輸出企業の採算改善や脱デフレを主眼とするアベノミクスの流れを助長する材料として市場でも大きく好感されている。
 また、きょうは株価指数オプション5月物のSQ算出日にあたり大引けにかけてこのSQ値超えを意識した展開も想定される。業種別には33業種全面高で、値上がり上位業種は海運、鉄鋼、保険、非鉄、電気機器、金属製品など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)