ソニーが急反発、13年3月期決算発表受け買い優勢

 ソニー<6758.T>が反発。同社が9日発表した13年3月期の連結決算は、金融事業の好調が全体を牽引し、最終損益が430億3400万円の黒字と前の期の4566億6000万円の赤字から大きく改善し5年ぶりの最終黒字化を果たした。また、14年3月期の最終利益は前期比16.2%増の500億円を見込んでおり、業績改善の方向が見えてきたことを評価する買いが優勢となっている。今期は利益の足かせとなっているテレビ事業の再建を急ぎ、同事業でも10年ぶりの黒字化を目指す方向にある。為替市場で1ドル=100円台を突破する円安が進行していることも強力な追い風。同社は対ユーロでの為替感応度が高いことで知られるが、同社の今期想定為替レート1ユーロ=120円に対して足もとは1ユーロ=131円台での推移となっており、輸出採算の改善期待が株高を後押ししている。

ソニーの株価は9時10分現在1822円(△78円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)