東京株式(前引け)=為替の円安進行受けて大幅高

 10日前引けの日経平均株価は前日比390円高の1万4581円と大幅反発。前場の東証1部の売買高概算は24億4650万株、売買代金は2兆1995億円。値上がり銘柄数は1197、対して値下がり銘柄数は426、変わらずは87銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、急激な円安・ドル高でこれまで心理的なフシ目となっていた1ドル=100円の大台を一気にクリアしたことを受けて主力輸出株を中心に広範囲に買いが流入した。日経平均は一時440円前後の急騰をみせる場面もあった。米国では週間の米新規失業保険申請件数が約5年4カ月ぶりの低水準となるなど改善が急で、景気回復期待が強まったことがドル買いを誘った。ただ、このタイミングでの1ドル=100円台突破は意外性もあり、株式市場にとっては輸出株を中心にサプライズとなった。
 個別では、ソフトバンクが売買代金でトヨタをおさえ東証1部トップの大商いで急騰。トヨタ、マツダなど自動車株が大きく買われたほか、シャープ、アイフルなども値を飛ばした。ウシオ電、ミツバなども急騰、ファーストリテも大幅高となった。半面、ドワンゴが利食われ、ディーエヌエーも安い。武田も売られている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)