武田が大幅安、今期業績見通しが市場コンセンサス届かず

 武田薬品工業<4502.T>が大幅安。一時500円超の下げで4800円を割り込む場面もあった。同社が9日発表した13年3月期連結決算は営業利益が前の期比で53.8%減の1225億500万円だった。これについて株価は織り込み済みとみられるが、続く14年3月期の営業利益が前期比14.3%増の1400億円見通しと回復の度合いが市場コンセンサスを下回り、これが嫌気される形で大きく売りが先行している。ジェネリック医薬品の普及が同社主力の糖尿病治療薬や高血圧症治療薬の利益をおさえ、業績回復の足かせとなっている。株価は4月2日の4560円を目先の底に下値を漸次切り上げてきていただけに、利益確定売り圧力が顕在化した形だ。

武田の株価は12時43分現在4945円(▼355円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)