ドル円09年4月以来4年1か月ぶり100円台回復

本邦投資家米国債購入拡大の思惑
昨日の海外時間には、発表された米指標が良かったことや、米30年債入札が好調で、本邦投資家の米国債投資の思惑が強まったことから、ドル円が上昇し、約4年1か月ぶりに100円台を回復しました。

欧州時間序盤、寄り付きに売られた欧州株が反発したことから一旦ユーロ買いが強まる場面もありましたが、その後欧州株が再び弱含む展開となったことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3020台まで、ユーロ円は19.60円台まで下落しました。この間ドル円は一旦98.90円付近まで上昇したあと、98.60円台まで反落しました。

NY時間にはいって発表された米・新規失業保険申請件数が予想を上回ったことからドル買いが強まって、ドル円は99.30円台まで上昇し、ユーロドルは1.3080台まで下落しました。この間ユーロ円は130.20円台まで上昇したあと、129.80円台まで反落しています。

NY時間午後にはいって、この日行われた米30年債入札の結果が発表され、応札倍率や間接落札比率(ディーラーでない投資家)が高かったことから、本邦投資家の米国債投資が拡大している、との思惑が強まってドル円が一段高となって、ストップ・ロスの買戻しも巻き込んで一気に100円を突破し、100.80円台付近まで急伸し、ユーロ円も131.70円台まで上昇しました。プロッサー・米フィラデルフィア連銀総裁が講演で「早ければ次回FOMCで量的緩和縮小に着手するのが望ましい」と述べたこともドル買いを後押ししたもようです。この間ユーロドルは1.3010付近まで下落しています。

東京時間にはいってからも円売りの流れが続き、一時ドル円は101.20円付近まで、ユーロ円は131.90円台まで上昇幅を拡大しています。

今日の海外時間には独・3月経常収支/貿易収支、英・3月貿易収支、加・4月雇用統計の発表があるほか、エバンズ・米シカゴ連銀総裁、バーナンキ・米FRB議長、ジョージ・米カンザスシティー連銀総裁の講演が予定されています。