外為サマリー:1ドル101円ライン巡り一進一退、一部に利益確定の動きも

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=101円02~03銭近辺と前日午後5時時点に比べ2円19銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円70~74銭と同1円57銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、昼過ぎ以降、利益確定売りも入り1ドル101円ラインでの一進一退となった。前日のニューヨーク市場で100円台に乗せた後、この日の東京市場で一時101円19銭まで円安が進行したが、この要因には財務省の統計発表を受け「日本の生保などが外債投資を本格化させたと受け止められた」(アナリスト)ことが指摘されている。米国債の入札にも日本の生保などが買いを入れているとの観測もあり、世界的な金利低下を促しているとの見方がある。ただ一方、日本の債券市場は再度波乱含みの展開にあることは警戒されている。市場には「100円乗せは通過点」とみる声が多いものの、この日の100円乗せを契機に再度、円安が加速するかが市場の関心を集めている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3036~37ドルと同 0.0131ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)