<動意株・10日>(大引け)=ダイハツデ、東レ、FDKなど

 ダイハツディーゼル<6023.OS>=大幅続伸し、約1カ月ぶりに年初来高値を更新した。8日受付の大量保有報告書で、JPモルガン・アセット・マネジメントが同社株式の保有割合を5.91%(前回比率は開示なし)としたことから思惑買いを呼んでいるようだ。

 東レ<3402.T>=急反発。10日午後1時に発表した13年3月期決算は、フィルムなど情報電子材料の不振で減益になったものの、14年3月期の連結営業利益は、前期比43.8%増の1200億円と大幅増益を予想したことが好感されている。炭素繊維をはじめ先端材料が堅調に推移しており、円安効果で収益が大きく改善する見込み。

 FDK<6955.T>=急反発。14年3月期は、連結営業利益で22億円(前期実績5億2600万円の赤字)を見込んでいるが、想定為替レートは1ドル=93円であることから、100円を超える円安から今期予想は増額期待が高まっている。ニッケル水素電池を利用した蓄電システムの事業化などの効果も期待され、値頃感からも人気化している。

 東洋シヤッター<5936.T>=ストップ高。9日大引け後に前3月期の通期予想を連結売上高で当初計画の170億円から175億2400万円(前々期実績172億7200万円)、営業利益で5億4000万円から7億2200万円(同4億2100万円)へ増額修正、年間配当も当初計画の10円から15円(前期実績5円)への増配を発表したことが好感されている。既設市場におけるメンテサービス部門の拡充に取り組む一方で原価低減などを継続して実施している効果が表面化している。

 アイ・オー・データ機器<6916.OS>=ストップ高。9日の取引終了後、13年6月期の連結業績見通しを、従来予想の売上高340億円、経常損益5億5000万円の赤字から、売上高370億円(前期比4.0%減)、経常損益4億円の黒字(同8.7%増)に上方修正したことに加えて、30万株(発行済み株式数の2.24%)、1億2000万円を上限とする自社株買いを発表したことを好感している。

 タツタ電線<5809.T>=ストップ高。前日取引終了後に発表した前13年3月期決算の連結営業利益は前年同期比66.7%増の55億8000万円と大幅増益を達成したことが好感されている。スマートフォンやタブレットPC向け電子材料が大きく伸び、売り上げ、利益とも前回予想を上回った。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)