東京株式(大引け)=416円高、円安加速を受けて急騰

 10日の東京株式市場は為替が1ドル=101円台に入るなど急激な円安に振れたことを好感、全般は主力株中心に広範囲に買いが入り大幅高となった。大引けの日経平均株価は前日比416円高の1万4607円と急反発。東証1部の売買高概算は44億3796万株、売買代金は3兆9592億円。株価指数オプションSQに絡み商いは上乗せされている。値上がり銘柄数は1160、値下がり銘柄数は450、変わらずは101だった。
 きょうの東京市場は円安が株価を押し上げる構図となった。前日の米国で週間の米新規失業保険申請件数が約5年4カ月ぶりの低水準となったことを受け米景気回復期待が強まり、FRBの金融緩和政策の出口観測と相まってドル買いが加速した。9日の米国債入札が好調だったことなど、他にも円安・ドル高誘導要因はあったが、この場面での1ドル=100円台乗せはタイミングとしてはサプライズ的要素が強く、輸出主力株などが物色人気となり全体相場を牽引した。25日移動平均線とのカイ離などテクニカル面で目先過熱感も強く、途中緩む場面もあったが、大引け間際に大口の買いが入り締まり、ほぼこの日の高値圏で着地している。
 個別では、ソフトバンクが商いを伴い大幅高。アイフルも急騰、シャープも大きく値を飛ばした。野村HDも活況高となったほか、ウシオ電、ネクシィーズ、洋シヤタなどがストップ高に買われている。ニコン、NTTデータも上げ足急。半面、武田が急落、ディーエヌエーは東証1部の値下がりトップ。ヤマダ電も大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)