東京株式(大引け)=174円高、輸出株と金融株牽引し続伸

 13日の東京株式市場は為替が1ドル=102円台に入るなど一段と円安が進行したことを受けて主力株中心に広範囲に買いが先行、続急伸となった。
 大引けの日経平均株価は前週末比174円高の1万4782円と年初来高値を連日更新。東証1部の売買高概算は53億85万株、売買代金は4兆1272億円で今年2度目の4兆円大台乗せ。値上がり銘柄数は945、値下がり銘柄数は682、変わらずは86銘柄だった。
 きょうの東京市場は、朝方円・ドル相場が約4年7カ月ぶりに1ドル=102円台に入るなど円売りの動きが加速、これを好感して買いが優勢だった。円安を背景に輸出主力株が買いを集めたほか、証券株や銀行株など金融関連株も物色人気に沸いた。ただ、後場に入るとやや円が強含む展開となったほか、注目された中国のマクロ指標は市場予想をやや下回るなど低調で、香港株をはじめアジア株市場が軟調推移となり、これを横目に東京市場でも利益確定の動きが出ている。もっとも高値警戒感はあるものの物色意欲は一段と強まり、日銀が「異次元緩和」を決めた4月5日以来の大商いとなった。
 個別では、売買代金トップのアイフルが急騰、野村HDも大商いで値を飛ばした。オリコは値幅制限いっぱいに買われた。みずほ、三菱UFJなど大手銀行も活況高。トヨタ、マツダなど自動車株も物色人気となったほか、日立、シャープも急伸している。一方、武田、ディーエヌエーなどが冴えず、もしもし、日写印が大幅安。タチエス、サンデンなども急落となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)