予想外のタイミングで100円台乗せ

押し目待ちに押し目なし?
最近ラジオ、テレビ、セミナーなどで1ドル=100円になるのか?それはいつか?という質問をたくさん受けていました。ここまでのエントリーを見ていただいた方ならご存じだと思いますが、私の考えは簡単に言えば

「1ドル=100円はいずれ超える。100円は単なる通過点。100円に特別の意味はない。ただしもうしばらく時間がかかるだろう」

というものでした。

結果から言えば、予想よりも早く、それもリスク要因であるG7開催の直前というかなり予想外のタイミングでの100円乗せとなりました。

きっかけはいくつかありましたが、おおざっぱに言えば米量的緩和終了への期待感が高まる中で、本邦機関投資家による米国債投資拡大の思惑が強まったことです。またこの一か月で100円目前まで上昇して2度反落してしまっていただけに、短期の買いポジションがやや減って、逆に100円乗せにストップ・ロスを置いた短期のショートが増えていたことが100円越えから一気に円安の動きが加速した決定的な要因でした。

理由はともかく、2度跳ね返されたレヴェルを上抜いたのですから、当面は100.00円付近はレンジの下限として意識される、と予想できます。

相場の世界では「押し目待ちに押し目なし」とよく言われることですが、100円割れにストップ・ロスを置くことを前提にすれば、少なくとも101円前後までの押し目を待ちたいところです。ただそこまで下がるのかわかりませんので、何かの理由で下がったあと下げ止まるような動きがあれば打診買いとして少しポジションを作ってみてもいいと思います。