あす(14日)の株式相場見通し=日経平均は上昇一服、急速な円安進行に警戒感も

 あす(14日)の東京株式市場は、日経平均株価の25日移動平均線(1万3629円=13日)とのカイ離率がプラス8.45%と拡大し、目先的な過熱感が一段と高まっていることから、上昇一服となりそうだ。
 13日の東京株式市場は、外国為替市場で円が1ドル=102円台と一段の円安が進行し、主力株中心に広範囲に買いが優勢となり、日経平均株価終値は前週末比174円高の1万4782円と年初来高値を連日で更新した。これは、07年12月以来5年4カ月ぶりの高値水準。東証1部の売買代金は4兆1272億円で今年2度目の4兆円乗せとなった。大型株に買い意欲が旺盛なのに加え、ストップ高する銘柄の多さが際立った。
 13日午後、甘利明経済財政担当相が記者団に「過度の円高も円安も経済にマイナス」と語ったことから、市場関係者からは「急激な円安に警戒感を示し、円安のアクセルを緩めるのでは」との見方も出ており、今後の外国為替市場に関心が集まっている。
 日程面では、産業競争力会議開催、4月の企業物価指数、4月の工作機械受注、3月の携帯電話・PHS国内出荷台数、シャープの3月期決算・中期経営計画発表に注目。海外では、EU財務相理事会が焦点。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)