短期なら売りで勝負も有!?しかし・・・

週明けもドル買い継続-ドル円・クロス円
※ご注意:予想期間は5月15日と表示されていますが、本日(14日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 “QE(米量的緩和)の早期縮小/停止”への思惑を背景にしたドル買いは、週が変わった昨日も継続しました。

 “黒田バズーカ砲”を継続せざるを得ない状況となっている日本(日銀)に対して、出口戦略が語られ始めた米国(FRB)との立ち位置が明らかに違っているからです。このため101円半ばから下方向にはかなりのドル買いオーダーが積み上がっており、調整の動きで何度か下攻めしたものの、ことごとく跳ね返される動きを続けました。米小売売上高が予想に反して増加したことも、こうした動きを後押しした感があります。

 もっとも100円の大台を一気に突破してからは大きな調整が入っておらず、“ややオーバーシュート気味”となっている感も拭えないところです。このため東京タイム序盤・NYタイム序盤、さらにはNYタイム中盤と立て続けに上値を拡大しにいったものの、102円付近では急に上値が重くなる動きも見られています。

調整の円買い戻しは・・・?
 このため本日のポイントは、“調整の円買い戻しがどの程度入るか?”と見られるところです。

 予想外のタイミングで突破したこともあり、円先安観にはさらなる増幅観測も根強くついて回っています。このため基本路線は上値模索になると見られるところですが、高値更新を続けてきた日・米株式もここに来て上値が重くなりつつあります。また予想に反する強めの内容からドル買いが台頭した昨日の米小売売上高発表時も、その上昇分は“わずか30分程度”で吐き出すなど“速すぎるドル高・円安への警戒感”が生じつつあるようにも見えます。そう考えると昨日上値を押さえた102円付近に展開するドル売りオーダーをこなすのは“現時点で難しい”と考えるのが自然となります。

抵抗線から支持線に転じた?2009年4月6日高値(101.430円・Bid)がポイント
 もっともクライマックス(バイイング・クライマックス)を迎えていないだけに、引き続き“下値も堅い”と考えるのが自然でもあります。そう考えると抵抗線から支持線へと転じたと見られる2009年4月6日高値(101.430円・Bid)が下値のメドと見られ、仮に割り込んでも101円の大台が控えていると考えるのが自然といえます。

 4年7ヶ月ぶりの高値圏で推移しているドル円ですが、デイトレで臨むのであれば売りからでも勝負できそうな、そんな非常に不安定なバランスの上に成立している状況といえます。次なる方向性を探る“高値波乱”をメインシナリオと考え、不意の急変動に対応できるように身構えておきたいところです。

ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.034(08/10/14高値、大台)
上値4:102.759(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:102.454(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:102.392(08/10/20高値)
上値1:102.149(5/13高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:101.802
下値1:101.430(09/4/6高値、ピボット1stサポート、5/13安値)
下値2:101.192(ピボット2ndサポート)
下値3:101.000(大台)
下値4:100.866(ピボットローブレイクアウト)
下値5:100.473(月足・一目均衡表先行スパン上限)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
14:05 ドル円 抵抗・支持ライン追加