米長期金利上昇でドル買い強まる

nihonn
昨日の海外時間には、伊中銀総裁がマイナス金利に前向きな発言をしたことでユーロ売りが強まる中、米経済指標結果をうけ米長期金利が上昇したことからドルが全般的に買われる場面がありました。

欧州時間序盤、各国株価が下落したことや、ビスコ伊中銀総裁が「マイナスの中銀預金金利は効果がある可能性、マイナスの水準に引き下げる技術的な用意がある」と述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.2950台まで、ユーロ円は131.50円台まで、ドル円も101.50円台まで下落しました。しかし各国株価が下げ止まって反発する動きとなったことなどからユーロも買戻しが優勢となって、ユーロドルは、1.2990台まで、ユーロ円は132.00円台まで、ドル円も101.80円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・4月小売売上高が予想よりも良かったことから米長期金利が上昇し、全般的にドル買いが強まって、ドル円は102.00円台まで上昇し、ユーロドルは1.2940台まで下落しました。しかし米長期金利が反落したことや、株価が堅調だったこともあってドルは売り戻され、ドル円は101.60円付近まで反落し、ユーロドルは1.3000付近まで反発しました。

NY時間午後にかけて米長期金利が下げ止まって比較的高水準で安定したことや、NYダウなどが堅調に推移したことからややドル買いが強まって、ドル円は102.00円付近まで上昇し、ユーロドルは1.2960台まで反落しました。

東京時間午前、米長期金利が低下したことなどからドル売りが優勢となって、ドル円は101.30円台まで下落し、ユーロドルはストップ・ロスを巻き込んで1.3020台まで上昇する場面がありました。

今日の海外時間には、独/ユーロ圏・5月ZEW景況感調査、ユーロ圏・3月鉱工業生産、米・4月輸入物価指数の発表が予定されています。