午後:債券サマリー 先物は連日の急落、中長期債に売り物膨らむ

 14日の債券市場は連日の急落。先物中心限月6月限は一時、前日比1円安を記録したほか、5年債や10年債といった中長期債を中心に利回りは急上昇した。
この日、実施された30年債入札の最低落札価格は100円30銭、平均落札価格は100円48銭だった。テール(平均落札価格 と最低落札価格の差)は18銭で応札倍率は3.57倍だった。この30年債入札は「内容的には悪くなかった」(市場関係者)とみられている。ただ、12時30分以降に「銀行とみられる投資家からの売りが5年債や10年債を中心に膨らんだようだ」(同)という。銀行によるポジション調整売りとみられているが、債券市場のセンチメントを悪化させ連日の急落の要因となった。
 この日の先物6月限は143円17銭で始まり、高値は143円18銭、安値は141円95銭、終値は前日比84銭安の142円11銭。出来高は4兆8346億円。5年債の利回りは同0.060%上昇の0.390%、10年債の利回りは同0.075%上昇の0.850%、20年債は同0.035%上昇の1.660%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)