シャープが13年3月期決算を発表、14年3月期は3期ぶり最終黒字を計画

 シャープ<6753.T>がこの日の取引終了後、13年3月期連結決算を発表。売上高2兆4785億8600万円(前の期比0.9%増)、営業損失1462億6600万円(前の期375億5200万円)、純損失5453億4700万円(同3760億7600万円)と2期連続で大幅な最終赤字となった。太陽電池の伸長のほか、「IGZO」液晶など中小型液晶に加えて大型液晶も好調に推移したことが寄与し売上高は増収を確保したが、液晶事業の営業損失が増えたほか、第4四半期(1~3月)に液晶パネル事業の生産設備の減損損失や、カルテルを巡る和解金の支払いに備えた引当金などを追加で計上したことから最終赤字幅が拡大した。
 続く14年3月期は売上高2兆7000億円(前期比8.9%増)、営業利益800億円、純利益50億円と3期ぶりの最終損益黒字転換を見込む。「IGZO」などの伸長を見込むほか、本社部門のスリム化や人件費の抑制、国内外における物流拠点の統廃合などで固定費削減を図る方針。また、円安(1ドル=95円前提)効果も収益を押し上げる。さらに同社では、同時に16年3月期に売上高3兆円、営業利益1500億円、純利益800億円を目標とする中期経営計画を策定している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)