豪ドル円、サポート・ラインに接近

ドラッケンミラー氏「豪ドル売りを推奨」
先週「スタンレー・ドラッケンミラー氏は、長期にわたる商品相場の上昇は終わったとの認識を示した。また豪ドルに関しては大幅な下落を予想した。」とのニュースが話題になりました。

ドラッケンミラー氏は、90年代にあのジョージ・ソロス氏の旗艦ファンドである「クォンタム・ファンド」のチーフ・ファンド・マネージャーとして名を馳せた人です。クォンタム・ファンドは92年のポンド危機の際、100億ドル相当のポンド売りをして一夜にして10億ドルの利益を上げたとされていますが、そのポンド売り戦略をソロスに進言したのがドラッケンミラー氏と言われています。そのドラッケンミラー氏が豪ドル売りを推奨したことから、豪ドル売りの流れが強まっています。

豪ドルは今月7日に利下げをしたことで売りが強まりましたが、7日には発表された雇用統計が予想よりも強い結果だったことから急騰する場面もありました。ただ、その後も全般的なドル高も手伝って豪ドル・ドルで1.0000を割り込むなど下落が続いています。

豪ドル円のチャートを見ると昨年11月からの上昇トレンド・ラインをまさに試そうとしているところです。またほぼ同じ値位置には日足一目均衡表の雲上限があって、ここを割り込むと下落が加速する可能性があります。

豪ドル・ドルはここ数日でかなり下げてしまっていますので売りにくい状況ですが、豪ドル円がサポート・ラインを割り込むような動きになれば、本格的な下落はまだこれからと予想できるので、対ドルよりも売りやすいと思います。