<前場の注目銘柄>=三洋化成、高吸水性樹脂がフル稼働

 三洋化成工業<4471.T>に投資妙味が膨らんでいる。同社は紙おむつや生理用品などに使用される高吸水性樹脂(SAP)の有力メーカーだが、紙おむつはアジア向けを中心に好調で需要拡大が続いている。

 一時、日本触媒の事故で原料となるアクリル酸の調達に支障が生じたが、既に調達難の状態は解消されており、SAPはフル稼働態勢にある。

 売上高の3~4割が海外への輸出であり、円安による追い風も心強い。PER、PBRともに割高感に乏しいのが強み。14年3月期の経常利益は11%増の81億円が予想されているが、やや保守的で円安恩恵による増額余地も考慮されるところ。時価は中期スタンスで買い対処してみたい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)