三菱UFJが急反発、13年3月期増配観測も追い風

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が急反発で、一時前日比5.6%高となる750円まで上値を伸ばした。日銀による異次元緩和期待が一段と強まる中、金利低下メリットを受ける旗艦セクターとして再度物色資金が回っている。ここ最近は債券価格の急落で保有債券価値の減少を嫌気する動きもあり、強弱観が相半ばする展開だが、15日付の日本経済新聞が、同社が13年3月期の年間配当を前の期に1円増配して13円とする方針と報道、これが手掛かり材料となっているもよう。目先は25日移動平均線とのカイ離などテクニカル面で高値警戒感もあるが、「金融相場の流れの中でその象徴株としてメガバンクは外せない。逆にメガバンクが買えない地合いなら、金融相場の継続もない」(市場関係者)という見方も強く、押し目には買いが厚くなっている。

三菱UFJの株価は11時15分現在742円(△32円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)