<日経平均1万5000円台回復、どうみる異次元相場> 東洋証券投資情報部ストラテジスト 土田祐也氏

 日経平均株価の1万5000円台回復は、水準はともかく、そのスピードの速さについては“異次元相場”といわざるを得ない。昨年11月から既に7割超の上昇を示しており、年初からみても4割以上上げている。これは世界的にも類を見ないパフォーマンスだが、裏を返せばこれまで日本株は蚊帳の外であったため、それだけ海外資金がなだれ込む土壌があったともいえる。直近、買われている銘柄は主力輸出株が中心で、まさしく外国人に馴染みある日本企業の一群である。今の日本株は群を抜いたパフォーマンスゆえに、「持っていないことが説明できない」、いわゆる持たざるリスクが前面に押し出された形で一気に1万5000円台まで駆け上がってきた。今後は選別色も強まりそうだが、当面は底堅い相場を予想している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)