東京株式(寄り付き)=海外株高を引き継ぎ年初来高値更新続く

 16日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比50円高の1万5146円と続伸、年初来高値更新が続いている。前日の欧米株高を引き継いで主力株を中心に買い意欲は旺盛だ。米国株市場ではNYダウが60ドル高で連日の最高値をつけたほかS&P500指数も最高値を更新しており、リスク許容度の高まった外国人投資家などの買いを背景に東京市場でも強調展開が続いている。日経平均株価は前日に08年1月以来の1万5000円台を回復したが、上昇ピッチが速いこともあり、目先高値警戒感も意識される状況。しかし、世界的な金融緩和の流れを受けて余剰資金が株式市場に流れ込む形で売り圧力を吸収する形となっている。
 為替市場では1ドル=102円台前半の推移で円安一服となっているとはいえ、円高への巻き戻しもみられない状態で、これも主力輸出株を中心に買い安心感につながっている。企業業績発表が一巡する中で、今期業績の回復色が強い銘柄などを中心に物色が続きそうだ。業種別には33業種中、高いのは27業種前後。値上がり上位は保険、電力ガス、精密機器、ガラス土石、電気機器、化学など。半面、銀行が安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)