ドル円、一時102.70円台まで上昇も反落

米長期金利はやや低下
昨日の海外時間には、発表された独経済指標が予想よりも弱い結果だったことからユーロ売りが強りまり、全般的なドル買いとなってドル円は102.70円台まで上昇しました。しかしその後発表された米経済指標も予想を下回ったことから今度はドル売りが強って101.80円台まで急落する場面もありました。

欧州時間序盤、発表された独・第1四半期GDPが予想よりも弱い結果だったことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.2880台まで下落しました。この間全般的にドル買いが強まったことからドル円は102.60円台まで上昇し、ユーロ円は131.80円台まで売られたあと132.40円台まで反発しました。その後キング英中銀総裁が「英経済にとって景気回復は間近」「今日は金融危機以来明るい経済見通しを与えることが出来る最初の日だ」などと楽観的な見通しを示したことからユーロポンドでポンド買いユーロ売りが強まって、ユーロドルも売られ、再び全般的にドル買いが優勢となりました。ドル円は102.70円台まで上昇幅を拡大する一方、ユーロドルはストップ・ロスも巻き込んで1.2840台まで、ユーロ円は131.90円台まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・5月NY連銀製造業景気指数が予想を大きく下回る結果となると、米長期金利が下落しドル売りが強まって、ドル円は102.20円台まで、ユーロ円は131.80円台まで下落しました。一方ユーロドルは一旦1.2890付近まで反発しましたが、買いは続きませんでした。その後発表された米・4月鉱工業生産/設備稼働率も予想よりも弱い結果だったことから米長期金利は一段安となり、ドル円は101.80円台まで、ユーロ円は131.20円付近まで下落幅を拡大しました。この間ユーロドルは、全般的なドル売りとリスク回避のユーロ売りで上下しましたが、大きな値動きにはなりませんでした。

その後発表された米NAHB住宅市場指数が予想を上回ったこともあって、米長期金利が反発し、各国株価も上昇したことから、NY時間午後にかけてドルが買い戻され、ドル円は102.60円台まで上昇し、ユーロドルは1.2840台まで反落、ユーロ円は131.90円付近まで上昇しました。

今日の海外時間には、独・第1四半期GDP、英・4月雇用統計、ユーロ圏・第1四半期GDP、英中銀四半期インフレ報告、米・4月生産者物価指数、米・5月NY連銀製造業景気指数、米・3月対米証券投資収支、米・4月鉱工業生産、米・4月設備稼働率の発表があります。