シャープが朝高の後マイナスに、中期計画で経営不安ぬぐいきれず

 シャープ<6753.T>は朝高の後マイナスに転じた。朝方は、前日に利益確定売りが一巡したこともあり、買い戻し主導で、前日比28円高の491円まで上昇する場面があったが、その後は、全般相場の下落基調や円安が一服していることもあり売りが優勢になっている。
 14日に発表された中期計画では主力2行の継続、追加を含めた融資の方針と収益目標は示されたが、資本増強については触れられておらず、経営不安が完全に払しょくされたわけではなく、15日付格付投資情報センター(R&I)が発行体格付けをダブルBからシングルBプラス、長期個別債務格付をダブルBBマイナスからシングルBに引き下げたことも買いを手控えさせた。R&Iでは特別損失の追加計上と未認識の退職給付債務を考慮した自己資本は大幅に減少しており、利益蓄積による資本修復には時間がかかることを格下げの理由にしている。

シャープの株価は13時26分現在457円(▼6円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)