<市場変調!ここからの対応> ブーケ・ド・フルーレット代表 馬渕治好氏

 これまでの相場は、アベノミクスという国策の確かな追い風を意識しながらも、その実態は買うから上がる、上がるから買うという需給相場の様相を強めていた。また上昇相場の中身をみると、外部環境などマクロに買いの根拠をおき主力株に攻勢をかける外国人投資家と、低位株や新興銘柄などの個別材料株物色を主導する個人投資家とに買い手は2層にはっきりと分かれていた。このうち、マクロ面からは売る理由がなかったが、個人が主導する相場が先に変調をきたしたのが前日15日の相場だ。日経平均は急騰したが、地合いは既に前日から下げ相場に変わっていたといえる。ただし、これは大勢下落トレンドに入ったわけではない。目先リバウンドのタイミングがどこになるかは定かではないが、年末の株価は今より高いとみており、ここは買い下がっていい局面だろう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)