午後:債券サマリー 先物は5日ぶりに反発、5年債入札は順調で安心感も

 16日の債券市場では、先物中心限月6月限は5日ぶりに反発した。この日、実施された5年債入札の需要は底堅く市場に安心感が広がった。
 5年債(第111回債、クーポン0.4%)入札の最低落札価格は99円96銭(利回り0.408%)、平均落札価格は99円98銭(同 0.404%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭で応札倍率は3.39倍だった。4月の3.09倍から倍率は拡大、テールも前回の5銭から縮小しており、今月の入札に関しては無難にこなされた格好だ。ここ5年債や10年債といった中長期債を中心に売りが膨らみ利回りは急上昇していただけに市場には安心感が広がった。
 この日の先物6月限は142円14銭で始まり、高値は142円56銭、安値は142円00銭、終値は前日比38銭高の142円27銭。出来高は3兆5941億円。10年債の利回りは同0.030%低下の0.840%、20年債は同0.005%低下の1.665%、30年債は同0.010%上昇の1.795%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)