東京株式(大引け)=100円高、押し目買いに切り返す

 17日の東京株式市場は、朝方は利益確定売りに軟調展開で始まったが、その後押し目買いに切り返し、年初来高値更新となった。
 大引けの日経平均株価は前日比100円高の1万5138円と反発となった。東証1部の売買高概算は44億519万株、売買代金は3兆4018億円。4兆円台は3日ぶりに下回ったが、高水準の商いが続いている。値上がり銘柄数は1286、値下がり銘柄数は380、変わらずは47銘柄だった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに安かったほか、為替の急速な円高修正の動きも一服しており、買い手掛かり材料に事欠く中、続落歩調で始まった。依然として高値警戒感が意識されている。しかし、下値には日銀のETF買いの思惑や、買い姿勢を再び強める海外投資家の動きなどを背景に、売り一巡後は徐々に戻り足に転じた。政府の成長戦略のテーマに沿う銘柄群を中心に、後場に入っても継続的に買いが入り、日経平均は大引け100円高で着地。約5年5カ月ぶりの高値水準に到達している。
 個別では、野村HDが高く、オリックスも買われた。ケネディクス、住友不など不動産関連も上昇。SBIが物色され、日立、東芝も買いを集めている。このほか、丸山製、井関農が急騰、日農薬がストップ高するなど農業関連に値を飛ばすものが目立った。半面、アイフルが売られ、板硝子も値を下げた。Jフロントが大幅安、ヤクルト、シャープも大きく下落した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)