佐世保重工業は船腹供給過剰で赤字続く

 佐世保重工業<7007.T>が17日取引終了後に発表した前13年3月期連結決算は売上高が前の期比45.6%減の359億4600万円と半減し、営業損失12億9100万円、経常、最終損益も赤字に陥った。リーマンショック以降に受注した低船価の建造が増えたことで売り上げが落ち込み、船価下落で採算が大幅に悪化した。造船業界は船腹供給過剰が続き、新造船の船価は依然低水準にとどまっており、今14年3月期も売上高は前期比16.5%減の300億円、営業損失24億円、経常損益も赤字を予想、最終損益は現時点で特別損失に計上する特別加算金などの費用を見積もることが困難として開示しなかった。事業環境に厳しさが増していることから中期計画を見直し、前回の14年度黒字化目標を15年度へ1年先延ばしし、併せて250人規模の希望退職者募集を発表している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)