来週の株式相場見通し=1万5000円台固めへ、利益確定売りをこなす動き

 来週(20~24日)の東京株式市場は、日経平均株価が1万5000円台を固める動きとなりそうだ。日経平均は、直近2週間で1444円の大幅上昇をみせており、テクニカル面での過熱状態は継続し、いつ調整してもおかしくない状態にある。
 ただ、外国人投資家による輸出関連を中心とした主力大型株への物色意欲が継続していることや、国内機関投資家による債券から株式に資金シフトする「グレートローテーション」の動きもあるため、これが利益確定売りをこなすことになりそうだ。日経平均株価の想定レンジは1万4800~1万5300円とする。
 20日発表の月例経済報告では、政府が景気の基調判断を2カ月ぶりに上方修正する可能性が高い。一方、21~22の日銀金融政策決定会合で追加緩和策が打ち出される可能性は少ないが、黒田総裁の会見内容に注目が集まる。
 このほか日程面では、4月のコンビニエンスストア売上高(20日)、4月の日本製半導体製造装置BBレシオ(21日)、気象庁3カ月予報(23日)に注目。海外では、米4月のシカゴ連銀全米活動指数(20日)、バーナンキFRB議長証言、EU首脳会議、米4月の中古住宅販売(22日)、中国5月のHSBCフラッシュ製造業PMI、米4月の新築住宅販売(23日)、米4月の耐久財受注(24日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)