東京株式(寄り付き)=海外株高と円安進行を好感し続伸

 週明け20日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比122円高の1万5260円と続伸。前週末の欧米株が上昇しており、米国株市場ではNYダウが121ドル高で過去最高値を更新、5月の米消費者態度指数が大幅に上昇したことで、景気回復への期待感が強まり株価を押し上げた。これを受けて運用リスクの取りやすくなった外国人投資家の買いに厚みが加わることが予想され、全体はリスク選好ムードが一段と強まっている。
 円・ドル相場は、米景気の回復色を受けてFRBが量的緩和政策の縮小に動くとの思惑が浮上、前週末のNY外国為替市場で一時1ドル=103円30銭台まで円安が進行し、約4年7カ月ぶりの円安水準となった。足もとは1ドル=102円台後半の推移と一服しているものの、先行き円安期待は強く輸出株中心に買いを誘う背景となっている。今週は21~22日に日銀の金融政策決定会合を控えているが、物価上昇率2%上昇の目標達成に向けて引き続き金融緩和政策を維持する見通しで、株式市場にとっても追い風環境が続きそうだ。業種別には33業種ほぼ全面高の様相で、値上がり上位業種は海運、水産、電力ガス、証券、その他金融、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)