日米イベントを控えて一休み…?

5月統計第3弾は好内容 - ドル買い
※ご注意:予想期間は5月21日と表示されていますが、本日(20日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 先週末は再びドル買いが優勢となりました。

 ミシガン大消費者態度指数が2007年7月以来の83.7へと急上昇し、景気先行指数も2008年6月以来の95.0へと上昇したからです。このためFRB(米連邦準備理事会)による“QE(量的緩和)早期縮小/停止”への思惑がさらに高まり、バリアオプションが意識された103.00円ラインを突破すると、ストップロスを誘発しながらドル円は一時2008年10月以来の103.301円・Bidへ上値を伸ばしました。これに引っ張られる形でユーロ円は132円半ばへと上伸する一方で、ユーロドルは一時1.28ドルを割り込んでおり、ドル買いが目立った格好となります。

流動性が乏しいオセアニアタイムで急落も、その後反発
 その後は103円ラインを挟んだ一進一退の攻防がNYタイム中盤まで続きましたが、週末であるにもかかわらずポジション調整の円買い・ドル売りの動きは鈍いままでした。なお、流動性が乏しい本日早朝のオセアニアタイムで102円ライン付近まで急落する場面が一時見られましたが、オープニング(日本時間7:00)段階では102円後半へと値を戻してのスタートとなっています。
さらなるドル高への思惑も…?
 このため週初となる本日のポイントとしては、終値ベースで103円ラインを突破したドル円の行く末に注目が集まるところです。

 早ければ今夏にも“QE(量的緩和)早期縮小/停止”に動くと見られる米国(FRB)と、物価目標(2%)達成までは金融緩和を継続する宣言をしている日本(日銀)の立ち位置を考えると、さらなるドル高への思惑が台頭しやすいからです。
ただし重要な日米イベントが目白押し - 一休みか?
 一方で、日銀金融政策決定会合とFOMC議事録公表、さらにバーナンキFRB議長の議会証言(22日)は大きなイベントリスクであり、これらを控えるスケジュール感から「一方的なドル買い・円売りは持ち込みづらい」との声も聞こえてきます。103円ラインは突破したものの、引き続き同ライン付近でドル売りが厚みを増している感があり、これに上値を押さえられ続ければ目先の上方向への思惑は和らぐ可能性も指摘されるところです。

 乱高下した先週、そして週央からイベントが目白押しとなる今週。本日はちょうどその狭間となりますので、普通に考えると“一旦は落ち着く”と見るのが自然となります。しかしながら高値波乱が行われている最中でもありますので、気を抜くことなく、これまで通り“乱高下”への警戒態勢をもって臨みたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:104.536(4/22~4/30の261.8%戻し)
上値4:104.246(5/15~5/16の261.8%戻し)
上値3:104.077(ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値2:103.631(ピボット1stレジスタンス)
上値1:103.301(5/17高値)
前営業日終値:103.186
下値1:103.000(大台)
下値2:102.691(5/17の50%押し)
下値3:102.546(5/17の61.8%押し)
下値4:102.410(ピボット1stサポート)
下値5:102.080(5/17安値、大台)
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14:01ドル円 抵抗・支持ライン追加